日本漢字能力検定協会による2019年「今年の漢字」

2019/12/12 ブログ
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「令」の字が選ばれました。

理由はもちろん新元号「令和」。「和」の字は何度も何度も使われていますが、元号に「令」の字が使われたのは、この「令和」が初めてなんだとか。

この元号の出典は万葉集。私立大学や私立高校の入試なんかでは古文の問題に万葉集から出題されそうな雰囲気もありますね。さすがに、そのものずばりの「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す」を出題することはないとは思いますが。

さて、この「令和」。漢文的に読んでみると「令」の字が使役のように使われて「和さしむ」と読めます。

漢文で「和す」といえば、四面楚歌の「歌数闋、美人和之」でしょうか。「唱和する」という意味です。何を唱和させるのかは分かりませんが、平和の、希望の歌であってほしいものです。

 

ちなみに、古文で「和す」は「か・す(サ変)」とよんで「混じり合う」「調和させる」などの意味があるようです。

 

古文漢文豆知識でした。